関本が決めた!阪神サヨナラ勝ち

[ 2009年7月28日 22:21 ]

10回阪神2死一、二塁、中前にサヨナラ打を放ち喜ぶ関本(右)と駆け寄る新井

 【阪神5-4横浜】阪神は9回に追いつき、延長10回に今季6度目のサヨナラ勝ちを決めた。「みんな期するものがある」と10回2死一、二塁で決勝の中前打を放った関本。阪神の執念が終盤に実った。

 「振り出しに戻すくらいの気持ちでこの一戦に臨んだ」と真弓監督。後半戦初戦で鳥谷、新井を中軸に戻し、開幕時に近いオーダーを組んだ。だが、新井から快音が響かない。9回まですべて走者を置いた場面で4打数無安打。凡打のたびに、唇を強くかみしめた。
 3―4の9回は1死二塁で、またも新井。山口の144キロの外角の球に必死に腕を伸ばし、右前に運んだ。二塁走者を迎え入れる同点打に「気持ちで打った安打。いい安打」と指揮官が言い、新井は「良かったです」とつぶやいた。

 苦しみながらも後半戦を白星発進。関本は「チーム一丸となって取った勝利」と胸を張った。

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2009年7月28日のニュース