まだ20%でも確かな一歩…岩村がランニング開始

[ 2009年7月28日 10:19 ]

本拠地へ戻ったチームに合流、ヤンキース戦を見るレイズ・岩村

 6月に左ひざの手術を受けたレイズの岩村が27日、本拠地に戻ったチームに合流し、ランニングを開始した。「子どもが走り始めたような気分。足腰がふらついていたよ」。動きは慎重でも、復帰への確かな一歩に言葉が弾む。

 全体練習前のグラウンド。岩村は右翼の芝生で一、二塁間程度の距離をジョギングで3往復すると、スタートにダッシュの動きを入れ、ももを高く上げて状態を確認しながらゆっくりと走った。
 岩村は「現状での100パーセントを出したが、普通の力からすれば20パーセントくらい」と振り返ったが、「ひざの痛みはほとんどない。あとは動かして筋力を戻すこと」。トレーナーと守備の動きを確認し、室内で打撃練習も行った。
 故障直後には今季絶望といわれながら、6月22日の手術の際に今季中の復帰が可能と分かった。「もう一度試合に出られるというのが一番の支え」と、地道なリハビリに取り組んでいる。
 今後はチームに同行してリハビリを続け、マイナーでの調整出場を経て今季中の復帰を目指す。岩村は「走りが戻ってくれば、そこからは早いと思う」と早期復帰に自信を見せた。(共同)

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2009年7月28日のニュース