【米男子ゴルフ】松山英樹「凄くショック」優勝目前で2度も音に邪魔され仕切り直し

[ 2026年2月9日 11:43 ]

米男子ゴルフツアー フェニックス・オープン最終日 ( 2026年2月8日    アリゾナ州 TPCスコッツデール・スタジアムC=7261ヤード、パー71 )

18番でパットを外し、悔しがる松山(AP)
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 単独首位から出た16年、17年大会覇者の松山英樹(33=LEXUS)は4バーディー、1ボギーの68で回り、通算16アンダーの首位タイでホールアウトしたが、クリス・ゴタラプ(26=米国)とのプレーオフに敗れ2位に終わった。大会3勝目、昨季開幕戦ザ・セントリー以来のツアー通算12勝目には届かなかった。

 松山は「17番までは粘っていたけど、最後力尽きました」と悔しさを押し殺すように話した。

 逃げ切りを狙った松山だが、最終日はティーショットが乱れた。フェアウエーを捉えたのは14ホール中わずか3ホール。それでもショートゲームを支えにスコアメークした。

 4番でチップインバーディーを決め、7番では7メートルを沈めた。後半はパー5の2ホールで確実にスコアを伸ばした。

 首位を明け渡した時間帯もあったが、1打リードで最終18番を迎えた。しかし重要な場面で音にプレーを邪魔される不運なアクシデントに見舞われた。しかも2度。

 まず正規の18番。決めれば優勝が決まるパーパットを打とうとした時、観客から「入れ!」という叫び声が上がったため仕切り直し。結果的に勝負を懸けたパットは決まらなかった。

 さらに18番で行われたプレーオフでは、ティーショットのダウンスイングに入った瞬間、大きな物音が聞こえてスイングの中断を余儀なくされた。そして構え直して打ったティーショットは左サイドの池に入った。

 フェニックス・オープンは例年多くのギャラリーが押し寄せる。18年には1週間で約72万人の観客動員を記録したこともある。歓声や野次が飛び交うため「世界一騒々しいトーナメント」とも呼ばれる。とはいえ最悪のタイミングだった。

 松山は「なかなか良いショットが打てなかった中でプレーオフになるのは一番避けたかった。正規の18番でミスをしてしまって、最後(プレーオフ)はクリスが良いパットを入れたので、素晴らしい優勝だと思う」と勝者を称え「凄くショックですけど、これを次のチャンスに生かしていけるよう頑張りたい」と言い訳しなかったが、無念さは隠せなかった。

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