【フィギュア】「4回転の神」マリニン 世界初のジャンプやめる 演技後には複雑な表情 鍵山に次ぐ2位

[ 2026年2月8日 05:00 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪第2日 フィギュアスケート団体 ( 2026年2月7日    ミラノ・アイススケートアリーナ )

フィギュアスケート団体、男子ショートプログラムに登場した米国代表のマリニン 演技後には複雑な表情を見せる(AP)
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 ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート団体が7日(日本時間8日)に行われた。6日に次いで、団体は2日目。8日までの3日間で争う。

 男子のショートプログラム(SP)には「4回転の神」こと米国代表のイリア・マリニン(21)が登場した。

 冒頭に予定していた4回転アクセル―3回転トーループは4回転フリップに変更。決めれば世界初の快挙だったが、演技を変更した。その後の3回転アクセルでは乱れる場面もあった。4回転ルッツ―3回転トーループは決めたが、演技終了後には複雑な表情を見せた。

 得点は98.00点で、鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)の108.67点には及ばず、男子SPは2位。「一瞬一瞬を楽しみ、全てに感謝している。団体戦は自分のポテンシャルの50%で臨むようにしていた。今日もそのように感じていた」と、次への切り替えを強調した。

 グランプリ(GP)ファイナルでは23年から3連覇、世界選手権では24年から2連覇中という絶対王者だったが、五輪の団体男子SPはまさかの発進となった。

 昨年12月のGPファイナルではフリーで、クワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を含む6種類計7本の4回転ジャンプに成功。史上初の快挙で、フリーで世界歴代最高の238・24点をたたき出した。史上初の5回転ジャンプにも意欲を示していた。

 両親ともにオリンピアンで、自身は今回が五輪初出場。「米国チームの一員になることをずっと夢見てきた。共に支え合いたい」と意気込んでいた。

【フィギュアスケート団体】
 団体は、男女シングル、ペア、アイスダンスの総力戦で勝敗を決める。予選はアイスダンスのリズムダンスと、ペア、女子シングル、男子シングルのショートプログラム(SP)を行う。それぞれの順位による得点を合算。1位は10点、2位は9点、3位は8点…10位は1点という形で得点が決まる。予選の得点により、上位5チームのみがフリーで争う決勝に進出。決勝は予選の得点が持ち越され、予選の得点と決勝の得点を合計した得点で最終順位を決定する。団体戦に出場する国は、米国、日本、イタリア、カナダ、ジョージア、フランス、英国、韓国、中国、ポーランドの10カ国。

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