【ミラノ五輪開会式】コベントリーIOC会長の初スピーチは10分 バッハ前会長は東京で13分超の大演説

[ 2026年2月7日 06:54 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪 第1日 開会式 ( 2026年2月6日 )

開会式でスピーチするIOCのコベントリー会長(AP)
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 ミラノ・コルティナ冬季五輪の開会式が6日(日本時間7日早朝)、ミラノのジュゼッペ・メアッツァ競技場(通称サンシーロ)を中心に行われ、17日間の大会が幕を開けた。

 各国・地域の選手団が入場した後、国際オリンピック委員会(IOC)のカースティ・コベントリー会長(42=ジンバブエ)がスピーチした。00年シドニー五輪に出場した元競泳選手でIOC初の女性会長。25年6月に就任しており、五輪では初のスピーチとなった。

 「これは皆さんの大会、晴れ舞台です。その興奮と緊張が入り交じった気持ち、私もよく分かります。まずは胸を張って、これまでの道のりを誇りに思ってください。そして今、この瞬間を心ゆくまで満喫し、一瞬一瞬を存分に楽しんでください」と選手目線で語りかけ、「これからの2週間、皆さんは私たちに多くの特別なものを見せてくださいます。人間であることの意味、夢を持ち、困難を乗り越え、互いを尊重し、思いやることを教えてくれます。強さとは単に勝つことではなく、勇気、共感、そして心そのものであるということを、皆さんは示してくれるはずです。皆さんは素晴らしい思い出をつくるだけでなく、オリンピックの夢をつかみ取り、世界に“生き方”を示してくれます。だからこそ、私たちはこの大会を愛しています」と五輪の理念を強調した。「オリンピックの魔法を信じてくださり、ありがとうございます。選手がつまずきながらも立ち上がる姿を見て、私たちも同じことができると知ります」と話す一方、「スポンサーや放送関係者の皆さまとともに、オリンピック精神を世界に広めてまいります」と“配慮”も忘れなかった。

 スピーチの時間は10分14秒。コベントリー会長の前には大会組織委員会のジョバンニ・マラゴ会長も約10分スピーチしており、2人で約20分間のスピーチとなった。スピーチが終わると、イタリアのセルジョ・マッタレッラ大統領が大会開幕を宣言した。

 IOC会長としては前任のトーマス・バッハ氏が、21年東京大会の開会式で13分を超える“大演説”を実施。大会組織委員会の橋本聖子会長のスピーチも9分と長く、開会式は終了予定の午後11時30分になっても終わらずに物議を醸した。

 24年パリ五輪開会式でのバッハ前会長のスピーチは7分45秒。SNSでは“短い”と驚きの声も上がった一方、雨が降り続く中での演説に選手のコンディションを心配する意見も出た。会長退任を前に来日した昨年5月には都内の日本オリンピックミュージアムで講演を開いたが、こちらは25分もの長さだった。

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