【フリースタイルスキー】女子SS近藤心音はじん帯2カ所損傷 BAも棄権へ「残酷な運命受け入れている」

[ 2026年2月7日 21:32 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪 第2日 フリースタイルスキー   女子スロープスタイル予選 ( 2026年2月7日    リビーニョ・スノーパーク )

近藤心音(共同)
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 フリースタイルスキー女子スロープスタイル(SS)予選が行われ、五輪初出場の古賀結那(23=城北信用金庫)は18位にとどまり、上位12人による9日の決勝へ進めなかった。2度目出場の近藤心音(22=オリエンタルバイオ)は棄権した。

 5日の公式練習で転倒し、救急搬送された近藤は6日から公式練習に参加して出場機会を探ったが、最終的に棄権の決断を下した。予選後に取材に応じ、「前十字じん帯と内側側副じん帯の損傷、半月板と骨挫傷」と診断結果を明かした。「本来であれば歩くことも不可能、車いすが普通だと思うんですけど、腫れて動かない脚の治療を受けて、2時間ごとにリハビリを受けて何とか今日滑るところまでは達成できたんですけど、アイテムに乗って降りる、大きなジャンプを跳んで着地するというところまではこの2日では戻しきれなくて、欠場という選択に至りました」と説明した。

 転倒した直後に「大きなケガをした」と分かったという。現実的には出場は不可能ながら、「最後まで頑張りたい、諦めずに取り組んでみないと納得できない」とギリギリまで粘った。22年北京五輪でも公式練習中に転倒して右膝を負傷し、大会欠場を余儀なくされた。それだけに「自分の脚で立って、滑り降りることもできたという時点で、最後まで出場したという気持ちで終われることができたかな」と自身を納得させるように話した。

 14日に予選が行われるビッグエア(BA)については「今は確定的なことは言えない」としながらも棄権が濃厚だ。「私はスロープスタイルという競技に全てをかけてきた。今回も2日前に欠場という選択をして休養に専念できれば、もっと膝の状況は良くなっていたと思う。でも、多少負担をかけてでもこの場にとどまりたい、最後まで予選を見届けたいという気持ちの方が強かった」と話した。今後についてはスポンサーを気にかけながらも、五輪は「ミラノで最後にしようと決めていた。そのぐらいの強い気持ちで臨んだので変わらないです」ときっぱり。ケガに悩まされ続けた競技人生にも「後悔は一つもない。こういう理不尽で残酷な、 私にはどうしようもできなかった運命的な出来事を受け入れているし、ああすればよかったという気持ちは一切ない。最後まで頑張った自分を誇りに思いたい」と言い切った。

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