【フィギュア】鍵山優真 収穫と課題の銀「悔しさと喜び半分半」 フリー今季自己最高もマリニンに及ばず

[ 2025年12月7日 05:30 ]

フィギュアスケート グランプリファイナル最終日 ( 2025年12月6日    名古屋市・IGアリーナ )

演技をする鍵山優真(撮影・小海途 良幹)
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 男子は鍵山優真(22=オリエンタルバイオ・中京大)が今季自己ベストの合計302・41点で2年連続2位だった。

 鍵山は課題と収穫の混在する五輪前哨戦だった。序盤の連続トーループで4回転につける3回転が、2回転に。後半の連続技でもミスが出た。それでもフリー今季自己ベストで合計300点を超え、今できるベストの演技を完遂。マリニンに大逆転を許したものの「得られたものが多かった。悔しさと喜び半分半分」とプラスに捉えた。

 最終6番滑走の重圧と向き合い、父・正和コーチ(54)からは「世界一を獲ろう」と声をかけられて挑んだが、マリニンがシニア転向した22~23年シーズン以来8度目の直接対決での初勝利はならなかった。今後は五輪を見据え、大技4回転フリップの再投入を視野に入れる。「もっとパワーアップしていけるように」と次を見据えた。

 ≪佐藤好演3位 ジャンプ全て成功≫佐藤は自らの殻をこじ開ける好演だった。冒頭の4回転ルッツや4回転トーループ2本など全てのジャンプを成功。フリー、合計とも自己ベストを更新し「率直に凄くうれしい」と語った。2年連続の3位表彰台だが、五輪舞台へ収穫たっぷりの内容。フリー世界歴代最高点をマークしたマリニンの直後の演技で「緊張感の中でできたのは自信につながる」と強調した。五輪メダル獲得へ、まず全日本選手権で夢切符獲得を目指す。

 ≪マリニン大逆転 フリー世界歴代最高点更新≫絶対王者のマリニンが、14・72点差をまくる大逆転劇を演じた。4回転半など4回転全6種を世界で初成功させただけでなく、基礎点の上がる後半に連続技を集中させる異次元の構成を完遂。自身が持つフリー世界歴代最高点を大幅更新し、3連覇を達成した。場内インタビューで「めっちゃ疲れた」と日本語で笑わせ「ホッとしている。プレッシャーの中でこれだけのことができた。さらに良い演技してきたい」と初の五輪を見据えた。

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