稲見萌寧 7バーディー、66で今季3度目の首位発進 今季初、ツアー通算13勝目へ視界良好

[ 2023年10月14日 05:20 ]

女子ゴルフツアー 富士通レディース第1日 ( 2023年10月13日    千葉県・東急セブンハンドレッドクラブ=6697ヤード、パー72 )

3番、ティーショットの行方を見つめる稲見萌寧(撮影・西尾大助)
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 20~21年賞金女王の稲見萌寧(24=Rakuten)が7バーディー、1ボギーの66で回り、6アンダーで岩井千怜(21=Honda)、阿部未悠(23=ミネベアミツミ)、イ・ミニョン(31=韓国)と並ぶ首位に立った。昨年8月のニトリ・レディース以来、今季初となるツアー通算13勝目を狙う。

 “今年イチ”の長さだった。6番で19メートルのバーディートライ。スライスとフックが入り交じるスネークラインを、稲見は「真っすぐ打つ」と決めてカップにねじ込んだ。「パットが決まってくれてスコアにつながった。久しぶりに長いのが入った」と笑顔。今季3度目の首位発進だ。

 今週はパターをエースに戻し、ストロークも改造して臨んでいる。フェースの動きを真っすぐ引いて真っすぐ出すイメージから「開閉するように意識した」。パット数は27。武器のショットとかみ合った。

 通算12勝も今季は未勝利。ただし、直近6戦のうち初日1桁発進が5度と状態を上げている。「初日は良いスタートが切れるようになった。そこからもう1ランク上に行けるように」。実力者が気合十分に言った。 

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