【西尾巡業】新入幕確実の狼雅が申し合い17番「良い経験になりますね」連日の充実稽古

[ 2023年10月14日 07:05 ]

翔猿(左)と申し合い稽古を行う狼雅(撮影・前川 晋作)
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 大相撲の秋巡業が13日、愛知・西尾市総合体育館で行われ、九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)での新入幕が確実な狼雅(24=二子山部屋)が17番の申し合い稽古を行った。

 十両力士中心の申し合いに参加し、関取でこの日最多となる番数。小結・翔猿(31=追手風部屋)や幕内・湘南乃海(25=高田川部屋)らの胸も借りた。得意の右四つに組んでの強さが目立ち幕内上位力士に通用する場面も。「稽古場なので本場所とは全然違う」と謙遜しつつ「良い経験になりますね」と充実感をにじませた。

 巡業参加は今回が初めて。ここまで毎日申し合いで積極的に土俵に上がっており、十両と幕内両方の申し合いに参加する日もあった。所属する二子山部屋には他に関取がおらず、関取衆と連日相撲を取るのは貴重な機会。「強い人たちと稽古できるのでプラスに考えてやっていきたい。来場所につながったらいいかな」と新入幕場所を見据えた。

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