42歳の田臥勇太 来季現役続行へ意欲「まだまだやりたい。気持ちは増していく一方」

[ 2023年5月7日 19:22 ]

Bリーグ第36節   宇都宮82―80千葉J ( 2023年5月7日    日環アリーナ栃木 )

試合後の会見で来季現役続行に意欲を見せた田臥
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 レギュラーシーズン最終戦が各地で行われ、東地区の宇都宮は千葉Jに82―80で競り勝った。今季は東地区3位に終わりプレーオフのチャンピオップ(CS)進出を逃しており、全日程を終了。宇都宮加入後15年目のシーズンを終えた大ベテランの田臥勇太(42)が来季の現役続行に意欲を見せた。

 「まだまだやりたいと思っています。その気持ちは増していく一方ですね。来週もバスケがしたいという気持ちになっている」

 今季は60試合中14試合の出場で、1試合平均は3分21秒出場、0・6得点、0・2アシスト。この日は第1Qの終盤33秒、コートに立ち「年齢的な部分でチームでの役割は年々変わってきている。コートに出たら今日のような時間だけでも責任はある。今季はスタッツうんぬんより、1プレー1プレーに気持ちを込めてやることに重きをおきてやってきた。それはこれからも変わらない」と語った。

 練習から手を抜かない姿勢で若手の手本となり、背中でチームをけん引。今季は序盤から白星を重ねられずに苦しんだが、就任1年目で4歳下の佐々宜央監督(38)に「やっていることは間違っていない」と声をかけて勇気づけるなど貢献度は計り知れない。「(来季に関する)チームと話すのはこれから」と言うが、クラブ側もコート内外での存在価値を高く評価しており、来季も宇都宮でプレーする可能性は高そうだ。

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