宇野昌磨、来季は「新」　表現力アップ目指し来季は「心持ちを変える」

愛犬のエマちゃんを抱きかかえながら、トークする宇野昌磨
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　フィギュアスケート男子で世界選手権2連覇の宇野昌磨（25＝トヨタ自動車）が6日、名古屋市内で行われたトークイベントに参加した。来季のテーマを「新」とし「ジャンプ中心よりも、何を表現したいかを中心にプログラムを作りたい。心持ちを変える」と決意を語った。

　22～23年シーズンは「自分との戦いにシフトチェンジ」したという。誰かの背中を追う日々から、自分にしかない表現を熟考。「ずっと表現をジャンプの二の次にしてきた。（表現は）ジャンプのつなぎでしかない演技をしていた」と正直に明かし、表現力アップを目指す方向性を明確にした。

　今後は競技で使うプログラムを考えながら、主演のアイスショー「ワンピース・オン・アイス」（8、9月）に注力する。「いろんな面で新たな挑戦。どう新しくなるかは僕にも分からないことだらけ」と胸躍らせた。