馬場咲希は雨の最終日で81と苦戦「まんまと罠に引っかかってしまった」

[ 2023年5月7日 12:28 ]

女子ゴルフツアー ワールド・サロンパス・カップ最終日  ( 2023年5月7日    茨城県 茨城GC西C=6780ヤード、パー72 )

<ワールドチャンピオンシップサロンパスカップ・最終日>10番、笑顔でラウンドする馬場咲希(撮影・西尾 大助)
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 33位から出た全米女子アマ覇者の馬場咲希(18=代々木高3年)は4ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの81で回り、通算21オーバーでホールアウトした。この時点で暫定51位となっている。

 メジャーの難セッティングに加えて、降り続く雨と不規則に吹く風にも苦しんだ。インから出て前半3オーバーで折り返し、後半3番で90センチのバーディーパットを外してリズムに狂いが生じる。7番でトリプルボギーを叩き、最終9番ではダブルボギー。81とスコアを落とし、「プツンときた。そのバーディー逃しをきっかけに、ボロボロ崩れちゃった感じです」と悔しさをにじませた。

 ただし、今大会ではアマチュアでただ1人予選を突破。昨年の日本女子オープンに続き、国内メジャー2戦連続で決勝進出を果たした。さらに第2日の4番のティーショットでは、目標としていた300ヤード超えの306ヤードを記録した。それでも、19歳は「メジャーをめちゃくちゃ体感したというか、悪い意味で体感してしまった。この4日間、まんまと罠に引っかかった感じです」と反省を口にした。

 3月下旬のオーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権から、ショットに悩んでいるという。「得意のショットがこうやって悪くなってしまうと、ほかにいい所を見つけられなくなってしまう」。次戦は5月18日開幕のブリヂストン・レディース(愛知・中京GC石野C)に出場予定。「ショットをしっかりと元に戻せるように、あと1週間空いているので頑張ります」と語った。

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