青山・柴原組 準Vで20年ぶり快挙ならず 青山「やり切れなかった」柴原「夢のような2週間」

[ 2023年1月30日 04:11 ]

テニス全豪オープン最終日   青山、柴原 4-6、3-6 クレイチコバ、シニアコバ ( 2023年1月29日    メルボルン )

全豪オープンの女子ダブルスで準優勝した青山(右)と柴原(AP)
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 男子シングルス決勝で第4シードのノバク・ジョコビッチ(35=セルビア)が第3シードのステファノス・チチパス(24=ギリシャ)にストレート勝ちし、2年ぶり10度目の優勝を果たした。4大大会通算22勝目で、ラファエル・ナダル(スペイン)の男子最多記録に並んだ。女子ダブルス決勝では第10シードの青山修子(35=近藤乳業)柴原瑛菜(24=橋本総業)組が第1シードのバルボラ・クレイチコバ(27)カテリナ・シニアコバ(26=ともにチェコ)組に敗れた。日本選手同士のペアとして4大大会初優勝を逃した。

 女子ダブルスのアオシバ組が日本勢として4大大会で03年ウィンブルドン選手権の杉山愛、クライシュテルス(ベルギー)組以来20年ぶりの頂点を逃した。開始直後にブレークを許し、追う展開。ほとんど主導権を握れず、青山は「自分たちがやらないといけないプレーを信じてやり切れなかった」と唇をかんだ。それでも、ペアを結成した19年以降の4大大会で最高の準優勝。柴原は「夢のような2週間だった」と涙を拭った。

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2023年1月30日のニュース