東京SG・松島　復帰後初トライで5連勝貢献　相手翻弄し80メートル独走「本能のままだった」

ラグビーリーグワン第6節   東京SG51－13相模原 （ 2023年1月29日    秩父宮 ）

＜東京SG・相模原＞後半、自陣から走り切った松島がトライ（撮影・篠原　岳夫）
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　3試合が行われ、東京SG（旧サントリー）は相模原（旧三菱重工相模原）を51―13で下し、5連勝とした。フランス1部クレルモンから今季再加入のFB松島幸太朗（29）が、復帰後初トライ。国内リーグでは前身のトップリーグ時代の20年2月15日のトヨタ自動車（現トヨタ）戦以来、約3年ぶりとなった。東京ベイ（旧クボタ）はBR東京（旧リコー）との接戦を40―38で制した。

　東京SGの松島が圧巻の走りを見せた。後半9分、自陣22メートル付近でパスをもらうと、約80メートルを独走。華麗なステップとパスダミーで相手ディフェンスを翻弄（ほんろう）し、インゴールへ飛び込んだ。フランスで磨かれた技術を披露し「本能のままだった。自分でいけると思って走り切った」と納得の表情。次節はBL東京との“府中ダービー”。「コンディションはいい。これを継続していきたい」と話した。