フィギュア成年男子・織田「凄い楽しい2分50秒だった」 3回転半転倒も観客盛り上げたSP12位

[ 2023年1月30日 04:22 ]

織田信成の演技が終わり、キス&クライで笑顔の大阪府チーム。(左から)友野一希、織田、桜井修吾監督
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 国民体育大会冬季大会スケート、アイスホッケー競技会第2日は青森県八戸市・フラット八戸でフィギュアの成年男子ショートプログラム(SP)が行われ、昨年11月に現役復帰した10年バンクーバー五輪7位の織田信成(35=大阪・大阪スケート倶楽部)は62・57点で12位だった。3月の世界選手権代表の友野一希(24=大阪・上野芝ク)が82・50点で首位発進した。

 復帰2戦目のSPを終えた織田は、思わず両手で頭を抱えた。冒頭の4回転トーループは回転が足りずに3回転となり、後半の3回転半では転倒。「めっちゃ悔しい!」と苦笑いしたが、柔らかなスケーティングは観客の手拍子を誘った。国体は10年ぶりの出場で「凄い楽しい2分50秒だった」と振り返り、「盛り上げ要員だと思っているので、フリーも盛り上げられるように頑張ります」と意気込んだ。

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2023年1月30日のニュース