新谷仁美 速報値2時間19分24秒の日本歴代2位の好記録で優勝「応援が力に」ヒューストン・マラソン

[ 2023年1月16日 00:53 ]

ヒューストンマラソンで優勝した新谷仁美(ロイター/USA TODAY)

 陸上女子で1万メートルとハーフマラソンの日本記録を持つ新谷仁美(34=積水化学)(積水化学)が15日、ヒューストンで行われたヒューストン・マラソンに出場し、速報タイムで2時間19分24秒の日本歴代2位の記録で優勝した。

 新谷は、ヒューストンでは、20年のハーフマラソンで1時間6分38秒の日本記録をマークしている。

 今大会のタイムは05年に野口みずきが樹立した日本記録、2時間19分12秒には届かなかったが、渋井陽子の2時間19分41秒は更新した。新谷は07年の東京マラソンでマラソンに初挑戦。12年ロンドン五輪には1万メートルで出場した。その後14年に引退したが、18年6月に復帰。2度目の出場となった東京五輪では1万メートルで21位に終わった。これまでのマラソンの自己ベストは22年3月の東京マラソンでマークした2時間21分17秒だった。

 ▼新谷仁美 ハーフの時とは違う苦しさはあったのですが、応援がすごく背中を押してくれたので、楽しめて走れました。もう一度このスポーツに戻ってきて、本当に自分がここまで力を戻せたのは、常に私の味方でいてくれるチームメートやサポートしてくれる人、ファンの人たちが本当に力になっているので、これからも頑張ります。

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