BR東京　静岡下し連勝！マッガーン“古巣”相手に24得点の大活躍

ラグビーリーグワン第4節   BR東京34―22静岡 （ 2023年1月15日    静岡・ヤマハ ）

＜静岡・BR東京＞連勝を喜ぶBR東京フィフテイーン。手前は左はマン・オブ・ザ・マッチのマッガーン
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　BR東京（旧リコー）が静岡（旧ヤマハ発動機）を下して連勝を飾った。前半27分に相手のシンビンで数的優位となった直後の同28分、ラインアウトモールを起点にゲーム主将のフランカー松橋周平（29）がトライを挙げ、33分にWTBネタニ・ヴァカヤリア（24）のトライで点差を広げると、36分には元ヤマハ発動機のFBマット・マッガーン（29）が、自らの「50・22メートル」キックからのラインアウトを起点にトライを決めた。

　マッガーンはプレースキックもさえ、1T2G5PGで24得点の大活躍。プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれ「ヤマハ（スタジアム）に戻ってこられてうれしい。FWが頑張ってくれたおかげですし、チームとしていいパフォーマンスができました」と声を弾ませた。

　前半終了直前に自陣ゴール前でモールを組まれるピンチをしのぎ、数的優位の時間帯に着実に得点を重ねるなど試合運びも光った。モール対策など入念な準備が実り、前節のトヨタ（旧トヨタ自動車）戦に続くビジター（アウェー）戦勝利に、ピーター・ヒューワットヘッドコーチ（44）も「フィジカルの強い相手に勝つことができて自信になります」と笑顔。次節21日、駒沢での昨季王者・埼玉戦に向けても勢いがつき「失うものはありません。ホームで、いいチャレンジができます」。松橋も「次もいい準備をして臨みたいと思います」と意欲を高めた。