静岡　先制PGもBR東京に逆転許しチームワーストの開幕4連敗

ラグビーリーグワン第4節   静岡22―34BR東京 （ 2023年1月15日    静岡・ヤマハ ）

＜静岡BR・BR東京＞開幕4連敗に無念の表情の静岡BRフィフティーン
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　　静岡（旧ヤマハ発動機）がBR東京（旧リコー）に敗れ、チームワーストの開幕4連敗となった。

　前半16分に加入2季目で初先発のSOクリントン・スワート（30）が中央22メートルPGを決めて先制も、PGで追いつかれるとシンビンで数的不利な時間帯に3トライを許して逆転された。

　後半開始と同時にハーフ団を一新。8分に日本代表ロック大戸裕矢（32）、17分に南アフリカ代表で共同主将のNo・8クワッガ・スミス（29）の連続トライなどで反撃に出たが、後半31分元リコーのFBキーガン・ファリア（28）がこの日、2度目のシンビンで退場。一時は6点差まで迫りながら、再び試合をひっくり返すことはできなかった。
　「チームに勢いをつけることはできたと思いましたが」。CTBで先発してWTBに回ったマロ・ツイタマ（26）は後半28分のトライも今季初勝利に結びか付かずに笑顔はなし。スミスも「規律を守れずにゲームを失ってしまいました」と無念の表情を浮かべたが「シーズンは長い。支えてくださるファンのためにも立ち戻っていきたいと思います」と視線を上げた。

　後半から出場し、キックオフからの速攻でもチームを鼓舞したSHブリン・ホール（30）は「ポイントはブレークダウン（タックル成立後のボール争奪戦）」と次節22日の相模原戦（ギオンス）までの課題克服を期した。