元琴勇輝の北陣親方「イケイケの若手とバチバチに」対戦してみたい現役力士は…

[ 2023年1月15日 17:34 ]

相撲博物館でトークショーを行った元関脇・琴勇輝の北陣親方(撮影・前川 晋作)
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 大相撲初場所8日目を迎えた15日、東京・両国国技館内の相撲博物館で行われた「親方トークイベント」に北陣親方(元関脇・琴勇輝)が出演した。

 激しい突き押し相撲で関脇まで上り詰めた同親方は一昨年の夏場所後に現役を引退。対戦してみたい現役力士を問われると、十両の北青鵬(21=宮城野部屋)と金峰山(25=木瀬部屋)の名前を挙げた。

 「強そうなイケイケの若手とバチバチにやりたかった」。ともに身長2メートル近い若手の注目株。長身の力士は得意だったそうで「現役バリバリの時だったら良い勝負できたと思う」と想像した。昔の力士で対戦したかったのは元大関・千代大海(現・九重親方)。相撲を始めた頃からの憧れの存在だったそうで「突っ張りを体感したかった」と話した。

 また、相撲の競技人口が減少していることについても言及。学校や公園に土俵があるような相撲が盛んな地域は全国でも限られている。自身の出身地である香川県もあまり盛んではなく「相撲に縁がない地域が多すぎる」と現状を憂えた。「もっと身近に相撲に触れ合える機会や企画を作っていけば良いきっかけができる」。地元の中学校で講演会を開くなど積極的に普及に努めている北陣親方は、相撲界の底辺の拡大を願った。

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2023年1月15日のニュース