甲山親方の長男・齋藤が「若碇」に改名　父・大碇の化粧まわしで新序出世披露

大相撲初場所8日目 （ 2023年1月15日    東京・両国国技館 ）

＜大相撲初場所・中日＞新序出世披露が行われた（撮影・藤山　由理）
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　三段目取組の途中で、今場所前相撲を取った新弟子9人の新序出世披露が行われた。

　甲山親方（元幕内・大碇）の長男の齋藤（17＝伊勢ノ海部屋）は、父が現役時代に使用した化粧まわしを締めて土俵に上がった。前相撲は「齋藤」のしこ名で取ったが、この日から「若碇」に改名。父・大碇から「碇」の字を受け継いだ。

　聖富士（さとるふじ、18＝伊勢ケ浜部屋）は飛龍高の先輩で同じ静岡県焼津市出身の幕内・翠富士のものを、モンゴル出身の朝白龍（24＝高砂部屋）は十両・朝乃山のものをそれぞれ借用した。

　埼玉栄高の豪ノ湖（18＝武隈部屋）は十両・豪ノ山、小林（18＝春日野部屋）は元幕内・栃栄（現・三保ケ関親方）とそれぞれ埼玉栄高出身の同部屋の先輩の化粧まわしを締めた。