貴景勝“流血戦”制し6連勝!錦富士撃破で首位タイキープ 正代は6敗目で大関復帰消滅

[ 2023年1月15日 17:55 ]

大相撲初場所8日目 ( 2023年1月15日    東京・両国国技館 )

<初場所8日目>錦富士(右)をはたき込みで下す貴景勝(撮影・藤山 由理)
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 大相撲初場所は15日、両国国技館で8日目の取組が行われ、今場所番付筆頭の一人大関・貴景勝(26=常盤山部屋)が前頭4枚目・錦富士(26=伊勢ケ浜部屋)を下し6連勝。7勝1敗とし、前頭13枚目・琴勝峰(23=佐渡ケ嶽部屋)と並び首位タイをキープした。

 大関・貴景勝は結びの一番で錦富士と対戦した。立ち合いから何度もぶつかり合い、貴景勝が鼻から出血するほど激しい攻防戦。最後は突き落としでいなした貴景勝が同学年対決を制し、7勝目を飾った。敗れた錦富士は5敗目(3勝)を喫した。

 10勝以上で大関に復帰できる関脇・正代は小結・若元春に寄り切られ、6敗目。2桁勝利を逃す形となり、来場所大関復帰の可能性を失った。

 4連勝中の前頭1枚目・大栄翔は小結・明生と対戦。過去の対戦では11勝2敗と相性の良い相手と序盤から激しい突き合い。積極的に攻めに出るも明生に送り出しで敗れ、2敗目(6勝)を喫した。

 1敗で首位に並ぶ平幕勢では、阿武咲が前頭5枚目・錦木に寄り切り、碧山は前頭14枚目・東龍にはたき込みでそれぞれ敗れ2敗目。琴勝峰は前頭16枚目・千代丸を押し出しで下し、7勝目を挙げた。

<大相撲初場所 幕内成績上位力士>
▼7勝1敗 琴勝峰、貴景勝

▼6勝2敗 宝富士、東龍、碧山、阿武咲、大栄翔、豊昇龍

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