女子78キロ超級 素根復帰V 五輪女王の貫禄 体落としで一本

[ 2022年8月7日 04:30 ]

柔道 アジア選手権第3日 ( 2022年8月6日    カザフスタン・ヌルスルタン )

女子78キロ超級の素根輝
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 男女計5階級が行われ、女子78キロ超級は昨夏の東京五輪を制した素根輝(パーク24)が優勝した。今年3月に左膝手術を受けた素根は6月から稽古を再開。今大会が五輪以来約1年ぶりの復帰戦だったが、24年パリ五輪へ力強く再スタートした。男子90キロ級の村尾三四郎(東海大)、同100キロ超級の影浦心(日本中央競馬会)、女子78キロ級の梅木真美(ALSOK)も優勝した。

 自身より一回り大きな中国選手と対戦した決勝では2分40秒過ぎ、力強い体落としで一本勝ち。初戦はブランクもあり動きが硬かったが、最後はきっちりと五輪女王らしさを見せつけた。左膝は「練習で違和感を感じる部分がある」と万全ではなく、練習量を制御しながらたどり着いた復帰戦。「パリ五輪へ時間がないので、一つ一つの試合を大事に戦いたい」との宣言通り、2年後へ力強い第一歩を踏み出した。



 

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2022年8月7日のニュース