東京五輪金メンバーが活躍!原田同点ソロ、我妻エンドランで日本がサヨナラ勝ち

[ 2022年8月7日 04:30 ]

7回、1死三塁、サヨニラ勝ちで大喜びの我妻(左)
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 ソフトボール女子の日米対抗第1戦は6日、福島市の県営あづま球場で行われ、日本代表が米国代表に2―1でサヨナラ勝ちした。日本代表にとっては金メダルを獲得した昨夏の東京五輪以来、1年ぶりとなった国内での試合。メンバーは大幅に入れ替わったが、チームを勝利に導いたのは五輪経験組だった。

 1点を追う4回、先頭の原田のどか(30)が中越えへ同点ソロ。試合前のホームラン競争では5スイングで1発に終わったが、本番で試合を振り出しに戻す値千金の一発。「監督からも喝を入れられた。試合で“借り”を返せた」と胸を張った。野手組では最年長選手。「結果を出すだけでなく、相手が嫌がることとか、結果を出すための過程にベクトルを向けているので、そういう部分も若手に示していけたら」と表情を引き締めた。

 1―1で迎えた7回1死三塁では、8番・我妻悠香(27)がエンドランを成功(記録は内野安打)させて決勝点をもぎ取った。「エンドラン(のサイン)が出るのは予想していた。空振りしないことだけ考えた。1戦目が大事だと思っていたので勝てて良かった」。捕手として先発の後藤希友(21)をリードし、最後にサヨナラ打を放った勝ち打を放った我妻は「細かいプレーが日本の特長なので、どのバッターも同じことができるチームになれれば」と話した。

 一方、五輪未経験組では6番・三塁でスタメン出場した坂本結愛(26)が7回に右中間三塁打を放ち、サヨナラ勝ちをお膳立てした。宇津木麗華監督(59)は「全部勝ちたい気持ちはあるけど、若い選手にアピールのチャンスを与えたい。きょう先発しなかった選手は、あした(7日)は使うと伝えてある」と明言。第2戦は若いぱパワーで連勝を狙う。

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2022年8月7日のニュース