リーチ「足の指が使えてバランスがいい」スパイクへのこだわり語る アシックス社イベントに出席

[ 2022年7月15日 21:01 ]

アシックスのイベントで、同社スポーツ工学研究所の楠見浩行氏(右)の話を興味深そうに聞くリーチ・マイケル
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 アシックスは15日、同社が展開する子供の足成長予測ツール「ASICS STEPNOTE(アシックス・ステップノート)」のオンラインイベントを開催し、契約選手でラグビーのリーチ・マイケル(33)が参加。自身の靴やスパイク、2児の父の立場から子供たちの靴選びへのこだわりなどを語った。

 ニュージーランドで過ごした子供時代から「基本、足がデカくて、1サイズ、2サイズ上を買って長くはいていた」というリーチ。基本的に母エヴァさんが選んだものをはいていたそうで、「(周りから)大きすぎて笑われた。特にスパイクは大きくて、練習や試合もしていた」と振り返った。

 北海道・札幌山の手高に留学した頃から背も足も大きくなり、高1の時には足サイズ30センチに到達。苦労したのは運動靴やスパイクよりも学校の上はきがないことで、「サイズがなくて、違うところから取り寄せた。靴もなければ靴下もなかった」と当時の苦労を語った。

 そんな苦労をしてきたリーチだからこそ、2人の子供たちの靴選びにはこだわりがあるという。「デカすぎず、ちょうどいいサイズで、足の指を使えるようにしている。(特に)息子にはいい靴をはかせている。合宿から帰ると、すぐに新しいものをはかせる」と語った。また、小3の長女アミリア真依(まい)ちゃんの足のサイズは「24・5センチ」と公表。「友達のお母さんよりも大きい。身長もある。30センチまで行ったら大変」と苦笑いした。

 リーチは16年からアシックス社と契約し、スパイクなどを使用。スクラム時に踏ん張りを効かせるため、爪先部分に小さな固定ポイント2つを新たに取り付けてもらえるようにお願いし、現在では市販品にも反映されているという。「足の指が使えて、バランスがいい。皮も良くて磨きやすい」と同社製のスパイクにぞっこんのリーチ。「僕のせいで(チームメートに)愛用者も増えています」と広告塔としても一役買っているようすだった。

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2022年7月15日のニュース