小兵・炎鵬が163キロ天空海を持ち上げた! 昨年春場所の再現で館内沸かせた

[ 2022年7月15日 16:56 ]

大相撲名古屋場所6日目 ( 2022年7月15日    愛知・ドルフィンズアリーナ )

<名古屋場所 6日目>天空海(右)を寄り倒しで破る炎鵬(撮影・亀井 直樹)
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 十両・炎鵬(27=宮城野部屋)が天空海(31=立浪部屋)を破って3勝3敗と星を五分に戻した。

 左を深く差した炎鵬は、天空海が強引に右掛け投げにくるところを右からの小股すくいで残して頭で持ち上げながら前に出て寄り倒した。自身より60キロ以上重い天空海の体が宙に浮き、つり落としのように豪快に決まった。「たまたまですね。立ち遅れて頭が真っ白になったのであまり覚えてないです」。体が反応してとっさに出た技だった。

 昨年春場所の対戦でも同じような体勢になって炎鵬が勝っていた。その時は「つり落とし」の決まり手。今回は「寄り倒し」だったが、再び大技で館内を沸かせた。星を五分に戻し「ここからまた一からの気持ちで頑張ります」と力を込めた。

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2022年7月15日のニュース