矢後が新十両・豪ノ山に完勝 埼玉栄高→中大の後輩に意地見せた

[ 2022年7月15日 16:54 ]

大相撲名古屋場所6日目 ( 2022年7月15日    愛知・ドルフィンズアリーナ )

矢後
Photo By スポニチ

 十両・矢後(28=押尾川部屋)が豪ノ山(24=武隈部屋)を寄り切って連敗を止め、2勝目を挙げた。

 立ち合い踏み込んですぐに左で前まわしを引いて左四つに組み止め、両まわしをしっかり引きつけて寄り切り。序盤5日間を4勝1敗と勢いに乗る新十両に相撲を取らせなかった。「もっとこういう相撲取れるように徹底していきたい」。今場所一番の会心の内容だった。

 相手の豪ノ山は埼玉栄高から中大と同じ道をたどった後輩でもある。矢後にとって大学の後輩との対戦は初めて。「相手が誰だって負けたくないので」としながらも、負けられない思いは「多少はあったかもしれない」と先輩の意地を示す結果となった。

続きを表示

2022年7月15日のニュース