2025年に東京で34年ぶり世界陸上 「予算に関しては今後詰めていきたい」

[ 2022年7月15日 07:56 ]

会見後に握手をする日本陸連の尾県会長(左)と東京都の潮田副知事
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 2025年の陸上世界主権が東京で開催されることが14日、決まった。会場は国立競技場を予定している。日本での開催は3度目で、07年大阪大会以来となる18年ぶり、東京での開催は1991年大会以来となる34年ぶりとなる。

 この日の午後1時前に世界陸連のセバスチャン・コー会長から電話で決定連絡を受けた尾県会長。発表後には米オレゴン州のユージンで会見を実施し「東京2020のレガシーを生かし、新しいものを積み上げながら、歴史に残る世界大会を開催したい」と抱負を口にした。

 大会の予算規模などについて問われると、次のように答えた。

 「競技会の内容等々を世界陸連と詰めていかないといけない。詳細が決まっていない中で、これまでの世界陸上やラグビーのW杯とかを参考にしながら大枠の予算を決めましたが、決定の後に東京都、国の皆さんと話し合う予定としてきた。予算に関しては今後詰めていきたい」

 大会時期については、世界陸連は8月末を希望し、日本は暑さなどから9月中旬を希望。同会長は「両者が納得する時期を考えていきたい」と語った。

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