国枝 車いすの部男子複8年ぶり4度目V!「生涯ゴールデンスラム」へ弾み

[ 2022年7月10日 05:11 ]

テニス ウィンブルドン選手権第13日   〇国枝、フェルナンデス 6―3、6―1 ヒューエット、リード● ( 2022年7月9日    英ロンドン・オールイングランドクラブ )

車いすの部男子ダブルスで優勝し、トロフィーを手に笑顔の国枝(右)、フェルナンデス組
Photo By 共同

 車いすの部男子ダブルス決勝で国枝慎吾(38=ユニクロ)、グスタボ・フェルナンデス(28=アルゼンチン)組が英国ペアを下し優勝。同女子シングルス決勝で上地結衣(28=三井住友銀行)は準優勝に終わり、全ての4大大会で優勝する生涯グランドスラムはならなかった。

 国枝が8年ぶり4度目の優勝を果たし、4大大会全制覇とパラリンピック金メダルを合わせた「生涯ゴールデンスラム」が懸かる10日のシングルス決勝に弾みをつけた。「相手は車いすダブルスで最強チーム。大きな挑戦だったが、勝てて本当にうれしい」。第1セットは第8ゲームをブレークし、先取。第2セットは「今年は芝でいいプレーができている」と言う通り好調なショットを武器に、わずか1ゲームしか落とさなかった。

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2022年7月10日のニュース