豪ノ山「落ち着いて取れた」 欧勝馬「思い通りの相撲」新十両2人が白星発進

[ 2022年7月10日 16:05 ]

大相撲名古屋場所初日 ( 2022年7月10日    愛知・ドルフィンズアリーナ )

<大相撲名古屋場所・初日>千代栄(手前)を引き落としで破る豪ノ山 (撮影・亀井 直樹)
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 新十両の西川改め豪ノ山(24=武隈部屋)は、同じく新十両の千代栄(31=九重部屋)を引き落としで破って白星発進とした。

 当たり勝って先に攻めて押し込んでおいての引き落とし。「圧力が伝わっていたのかなという感じ。落ち着いて取れたのでよかったです」と胸をなで下ろした。

 初めての土俵入りでは、母校・埼玉栄高から贈られた化粧まわしを締めた。「憧れの化粧まわしだったのでよかったです」と関取になったことを改めて実感。「気が引き締まる。しっかり取らないとという感じ。勝ち越さないとダメなので」。快勝で初日を飾り、次の目標を見据えた。

 もう一人の新十両・欧勝馬(25=鳴戸部屋)は、1分を超える熱戦の末、返り十両の北青鵬(20=宮城野部屋)を寄り切った。「朝から緊張してたけど思い通りの相撲が取れた。両まわし取らせると強いので、なるべく下から攻めるようにした」。先場所同様、頭をつけて左前ミツ、右ハズでじっくり攻めて完勝。「自信持って自分の相撲を取れ」と師匠の鳴戸親方(元大関・琴欧洲)から言われていた通りの内容で初日を飾った。

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2022年7月10日のニュース