東大生・須山が序ノ口デビュー戦快勝 名古屋場所の目標は「もちろん優勝」

[ 2022年7月10日 10:12 ]

大相撲名古屋場所初日 ( 2022年7月10日    愛知・ドルフィンズアリーナ )

<名古屋場所・初日> 沢勇(左)を突き倒しで破る須山 (撮影・亀井 直樹)
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 現役東大生の須山(24=木瀬部屋)が序ノ口デビュー戦を完勝で飾った。

 初陣の相手は、力士生活30年の大ベテラン・澤勇(45=式秀部屋)。「しっかり当たっていこうと思いました」と立ち合いから一方的に前に出て突き倒し。前相撲を3連勝で突破した実力を見せつけた。

 夏場所後は相撲教習所に通いながら東大のオンライン授業も受ける“ダブルスクール”生活。「大変でした」としながらも、本業の相撲と両立させた。「前に出る力をつけようと」三段目や幕下の力士に稽古をつけてもらい、技量を磨いた。

 今場所から序ノ口の番付にしこ名が載り「番付とか大相撲アプリとかで自分の名前を見た時は力士になったなという感じがしました」と、改めて力士になったことを初々しく実感。今場所の目標は「もちろん優勝で」と力強く答えた。

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2022年7月10日のニュース