バスケ男子日本代表・渡辺　1次リーグ全勝突破誓う　12日開幕アジア杯

渡辺雄太
Photo By スポニチ

　12日に開幕するバスケットボール男子のアジア杯（ジャカルタ）に出場する日本代表が9日、オンラインで取材に応じた。昨季NBAラプターズで活躍した渡辺雄太（27）は昨夏の東京五輪以来の代表入りで、トム・ホーバス監督（55）就任後は初合流。若返りを図ったチームで「米国に行って日本の練習の甘さを痛感した。練習から先頭に立って激しくやりたい」と意気込んだ。世界ランク38位の日本は1次リーグでイラン（同23位）、カザフスタン（同68位）、シリア（同83位）と対戦。「まず1次ラウンド全勝での1位通過に集中する」と力を込めた。

　《指揮官、合流歓迎》ホーバス監督は渡辺の合流を受け「彼は3点シュートも入り、ペイントアタックもできる。これから本当に面白くなる」と語った。西田（三河）、河村（横浜BC）、富永（ネブラスカ大）ら若手が多いチームで「若い選手は初めて渡辺と一緒に練習してレベルが上がった」と強調。主将を務める富樫（千葉J）は「結果と若手の成長を考えて大会に臨みたい。全ての試合がチャレンジ」と視線を上げた。