日本陸連、24年パリ五輪選考のMGC日程「なるべく早く公表したい」

[ 2022年6月12日 11:15 ]

 日本陸連の理事会が12日、大阪市内で行われ、23年世界選手権(ブダペスト)、24年パリ五輪のマラソン代表選考方針が承認された。両大会ともこれまでの流れを踏襲し、大きな変化はない。

 世界選手権では(1)今年8月28日の北海道マラソンから始まるJMCシリーズ2の覇者(2)JMCシリーズ2や世界連盟エリートプラチナラベルレースにおいて男子2時間7分39秒、女子2時間23分18秒の派遣設定記録を突破した選手から総合的に判断して出場可能人数に達するまで選考(3)、(2)を満たす選手がいない場合、または辞退した場合は来秋開催予定の24年パリ五輪選考会となるMGC(マラソン・グランド・チャンピオンシップ)の出場資格を有するJMCシリーズ2の上位者から選考。

 パリ五輪は東京五輪と同じ形で(1)選考会となるMGC優勝者(2)MGC2位の選手(3)MGCファイナルチャレンジ設定記録(今後決定)を突破した記録最上位者(MGCチャレンジ出場またはMGC出場資格者が条件)(4)、(3)を満たす選手がいない場合はMGC3位の選手。

 注目のMGCの開催日程については尾県貢会長は交渉、調整中として「なるべく早く公表したい」と話した。

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2022年6月12日のニュース