【陸上】田中希実、猛スパートで5000m制し世界切符「余裕を持っていた」800mの75分後号砲で激走

[ 2022年6月12日 17:52 ]

陸上・日本選手権最終日 ( 2022年6月12日    ヤンマースタジアム長居 )

<陸上日本選手権最終日>女子5000メートルで優勝した田中(撮影・坂田 高浩)
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 女子5000メートルで田中希実(豊田自動織機)が15分5秒61で優勝し、世界選手権(7月、米オレゴン州)の代表を決めた。10日に制した1500メートルに続く、2種目目の出場権を得た。

 午後4時22分に800メートルで2位に入ると、75分後の午後5時37分に5000メートルがスタート。序盤から積極的なレースを見せ、3200メートルで先頭に立った。残り1周で猛スパートすると、広中璃梨佳(日本郵政グループ)らライバルを突き放してフィニッシュした。

 「案外、余裕を持っていた。800メートルを走っても走らなくても、自分の場合、同じだったかな。ゆとりを持ちながらいいイメージでレースができた」と振り返っていた。

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