4戦ぶり予選通過の渋野日向子「しっかりとアンダーで回れたのは良かった」 米女子ゴルフ第2日

[ 2022年6月12日 09:16 ]

米女子ゴルフツアー ショップライト・クラシック第2日 ( 2022年6月11日    ニュージャージー州シービュー・ベイコース=6190ヤード、パー71 )

渋野日向子(AP)
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 第2ラウンドが行われ、52位から出た渋野日向子(23=サントリー)は4バーディー、3ボギーの70で回り、通算1アンダーの45位で国内ツアーも含めて自身4戦ぶりの決勝進出となった。7位から68で回った畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)が日本勢最上位の通算6アンダー5位。2位から出たフリダ・キンフルト(22=スウェーデン)が67をマークし、通算9アンダーで単独首位に立った。

 渋野は国内ツアーも含めて4試合ぶりの予選通過。アンダーパーで回るのも4月のロッテ選手権以来、実に5試合ぶりだ。ホールアウト後に中継局WOWOWのインタビューに応じ、「スタートからいいバーディーを決められて良かったと思いますし、途中ボギーが続くところもありましたけど、しっかりと切り替えてアンダーで回れたのはよかったと思います」と落ち着いた表情で振り返った。

 出だし10番パー4でラフからの第2打をピン奥約70センチに寄せてバーディー発進も、14、15番と連続ボギーを叩き、一時は通算1オーバーまでスコアを落とす。ただ、ズルズルと引きずることはなかった。パー5の18番で第3打のアプローチが寄り切らず、3メートルのバーディーパットを残すもこれを沈める。続く1番では10メートル超をねじ込んで連続バーディーを奪った。「セカンドショットが不甲斐ない感じではあったけど、長い距離が入ってくれてラッキーバーディーだった」。パーオン率は第1日の61・11%から88・89%に上昇。ショットの安定感は増している。

 久しぶりに戦う決勝ラウンド。23歳は「今日も(バーディーを)取りたいところで取れなかったところもありましたし、ショットも外してはいけないところに外したところもあった」と課題を挙げ、「明日はそういうのを少なくできたら」と語った。

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