早大 競走部の駅伝監督に花田勝彦氏が就任 2度の五輪出場

[ 2022年5月30日 12:55 ]

早大競争部の駅伝監督に就任する花田勝彦氏(08年撮影)
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 早大は30日、競走部の新監督に花田勝彦氏(50)が6月1日付で就任すると発表した。前任となる相楽豊氏(42)は引き続き、チーム戦略アドバイザーとして、花田新監督のもとで部員の指導に当たる。

 花田新監督は滋賀県出身で彦根東から1990年に早大に入学。4年時に出場した第69回箱根駅伝では4区で区間新記録を樹立し、母校の8年ぶり総合優勝に貢献した。卒業後はヱスビー食品に入社。1996年アトランタ五輪の陸上1万メートル日本代表、00年シドニー五輪の陸上1万メートル、5000メートル日本代表と2度、五輪に出場するなど世界の舞台でも活躍した。現役引退後は上武大駅伝部監督、GMOアスリーツ監督などを歴任した。

 ▼花田勝彦氏「このたび早稲田大学競走部駅伝監督を拝命しました。母校であり、伝統ある競走部の指導に携われることは非常に光栄です。ここ数年、箱根駅伝など大学駅伝では苦戦していますので、強豪校と互角に渡り合えるチームを作りたいです。その上で、早稲田の使命でもある『世界を舞台に活躍する』選手を育成したいと考えております。また競技だけでなく文武両道を実践して、卒業後も社会人として活躍できる人材を輩出できるよう取り組んでいきます。どうぞよろしくお願い致します」

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2022年5月30日のニュース