砂村光信氏 埼玉の優勝は若手起用で選手層厚くなった成果

[ 2022年5月30日 05:30 ]

ラグビーリーグワン プレーオフ決勝   埼玉18―12東京SG ( 2022年5月29日    国立競技場 )

<埼玉・SG東京>リーグワン初代王者に輝き歓喜する埼玉の選手たち(代表撮影)
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 【砂村光信 視点】本来、東京SGは自陣からでもボールを持って攻めるが、ブレークダウンでの反則を警戒し、前半はキックゲームに付き合わされた。バックスリーのキック力は互角ながら、長身ロックのホッキングスが不在の東京SGは、前半のラインアウト成功率が8分の5。埼玉はその点も考慮し、自信を持って蹴っていた。コロインベテのトライも、相手ディフェンスを分析した上でのサインプレー。一方の東京SGはマッケンジーがボールを持った場面は相手に脅威を与えたが、理詰めのアタックで相手を崩せなかったことで、最後までトライを奪えなかった。

 埼玉はシーズンを通じ、対戦相手によっては思いきって若手を起用し、徐々に選手層を厚くしていった成果が最後に表れた。準決勝で4人が故障しても、今季初先発の藤井がしっかり役割を果たしたのが象徴的だ。藤井やこの日もリザーブ入りした谷ら、大学時代はトップ・オブ・トップではなかった選手の育成力もさすが。組織として初代王者にふさわしいチームだった。(元U―23日本代表監督)

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