セルティクスが12年ぶりにファイナル進出 58年ぶりにウォリアーズと対決へ MVPはテータム

[ 2022年5月30日 12:42 ]

優勝トロフィーを掲げるセルティクスの選手たち(AP)
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 東地区決勝の最終第7戦が(フロリダ州)で行われ、第2シードで地元のセルティクス(51勝31敗)が100―96(前半55―49)で第1シードのヒート(53勝29敗)を下して4勝2敗。12年ぶり通算22回目のファイナル進出を決め、リーグ創設75周年を記念して新設された「ボブ・クージー・トロフィー」を獲得した。

 この日の26得点を加え、東地区決勝の計7戦で計175得点をマークしたジェイソン・テータム(24)がこのシリーズのMVPに贈られる「ラリー・バード・トロフィー」を手にした。ボブ・クージーもラリー・バードもセルティクスのOB。初代受賞チームと受賞者はいずれもその“後輩”となった。

 セルティクスは第2Q序盤で最大17点をリード。しかし第4Q残り3分35秒で13点をリードしながらここから連続11失点を喫して98―96と2点差に詰め寄られた。ここでこの試合、48分フル出場して35得点を記録していたヒートのジミー・バトラー(32)の逆転を狙った3点シュートは失敗。マーカス・スマート(28)が残り11・4秒で得たフリースローを2本とも成功させ、一度もリードを許さずに逃げ切った。

 セルティクスが東地区を制したのは8連覇(1959~66年)を達成しているディビジョン制時代の12回と、カンファレンス制導入後(1971年以降)の10回を加えた計22回。東地区決勝では2012年(対ヒート=3勝4敗)、17年(対キャバリアーズ=1勝4敗)、18年(対キャバリアーズ=3勝4敗)、20年(対ヒート=2勝4敗)と4回連続で敗れていたが、イーメイ・ユドーカ監督(44)は就任初年度となったシーズンにその“連敗”にピリオドを打った。

 セルティクスがロードでの最終第7戦を一度もリードを許さない「WIRE-TO-WIRE」で制したのは、1974年のファイナル(対バックス)以来、実に48年ぶり。第7戦の成績はセルティクスが26勝9敗、ヒートは6勝5敗となった。

 ファイナルでは西地区を制したウォリアーズと対戦するが(今季1勝1敗)、そのウォリアーズは第3シードからファイナル切符を獲得。東西両地区の第1シードが不在となるファイナルはディビジョン制時代の3回を含め、昨年のサンズ(西地区第2シード)対バックス(東地区第4シード)に続いて通算15回目となった。

 またセルティクスとウォリアーズはNBAが1946年にBAAとして設立された最初のシーズン(11チームで発足)から現存する3チーム(残り1チームはニックス)のうちの2チーム。“NBAの元祖”同士のファイナルはこの両者が対決した1964年(セルティクスが4勝1敗)以来、実に58年ぶりとなった。

 NBAのプレーオフの最終戦ではホームチームの勝率が77・1%に達していたがヒートは無念の敗退。第6戦で25本中24本を決めていたフリースローは第7戦では24本中16本で、成功率(66・7%)が下がったことが結果的に勝敗を分けた。第6戦で11本すべてを成功させていたバトラーも、フル出場という極限的な状況の中で11本中3本失敗。第1シードとしてホーム・アドバンテージ握ってのポストシーズン突入だったが、2年ぶり7回目のファイナル出場はならなかった。

 <ファイナル日程>
 ▼第1戦=2日(サンフランシスコ)
 ▼第2戦=5日(サンフランシスコ
 ▼第3戦=8日(ボストン)
 ▼第4戦=10日(ボストン)
 ▼第5戦=13日(サンフランシスコ)
 ▼第6戦=16日(ボストン)
 ▼第7戦=19日(サンフランシスコ)
 *日付は米国時間。第5戦以降の実施は結果次第

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