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宇良 史上初3場所連続学生出身Vへ1差死守 弟弟子の東大生・須山に威厳見せた

[ 2022年5月18日 05:30 ]

大相撲夏場所10日目 ( 2022年5月17日    両国国技館 )

<夏場所10日目>錦木(下)を肩透かしで破る宇良(撮影・郡司 修)
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 平幕の人気業師、宇良が錦木を肩透かしで裏返し、優勝争いトップと1差の3敗を守った。11日目は碧山と3敗対決の給金相撲に臨む。同じく平幕の隆の勝、一山本は2敗をキープ。3敗は宇良を含め、横綱・照ノ富士ら5人となった。

 いつものように取組後の宇良は内容に関し「分からないですね」と多くを語らない。それでも反応の良さが光った。立ち合いすぐに右を差し、相手が前に出てくる勢いも利用した肩透かし。わずか1秒3で172キロの錦木を豪快に裏返した。

 関学大出身。アマ時代から居反りを得意とする異色の小兵業師として注目された。右膝の大ケガで幕内から序二段への転落を経て、復帰後は突き押し相撲へ。新入幕の17年春場所から20キロ増やし、今場所の体重は148キロ。今場所7勝のうち半数以上の4勝が押し出しと圧力が増した一方、技巧も健在。好成績には裏付けがある。

 今場所初土俵を踏んだ弟弟子の“東大生力士”須山の存在に触発されている。「人の意見をいっぱい聞こうとする意欲がある。東大生らしいというか研究熱心。僕も負けないように頑張りたい」。ただ、悩みもある。「(須山と)世間話はしますけど技術の話はしたことないですね。“この人はちょっと違う”と思われているかも」。強すぎる個性が、壁になっているのかと思い悩むこともある。

 今年は初場所で御嶽海、春場所で若隆景と東洋大出身が相次いで賜杯を抱いた。関学大出身の宇良が優勝すれば、史上初めて学生出身の3連覇となる。学歴は関係ない実力の世界で、東大生の弟弟子に威厳を示したい。

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