立命大ルーキー御池蓮二「関東の大学に勝ちたい。そのために来ました」決意を胸に公式戦デビュー

[ 2022年5月18日 06:00 ]

春季トーナメント1回戦で公式戦デビューを果たしたWTB御池蓮二
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 関西大学ラグビーの春季トーナメントが14日から始まった。昨季Aリーグ5位の立命大は15日に1回戦でIPU環太平洋大と対戦し、67―20で勝利。ルーキーのWTB御池蓮二(1年=東海大大阪仰星)がスタメンとして公式戦デビューを飾り、2トライを挙げた。

 緊張した様子もなく試合に入ると、前半18分に右サイドに展開されたボールを受けてトライ。後半途中からはFBに入り、29分に右サイドで展開したボールを最後に受けて2トライ目を仕留めた。80分間、先輩たちと攻守で連係しながら白星に貢献した。

 「高校時代から基本の徹底だとずっと思っているので。大学に来てまだ1カ月ちょっとですけど、基本を徹底して試合に臨みました。(2トライは)先輩らがつないでくれたボール。自分の役割をできて良かったです」

 東海大大阪仰星高時代、昨夏の全国高校7人制大会で優勝し大会MVPに選出された。50メートル6秒2のスピードを生かした突破力を一つの持ち味とし、昨年度の全国高校ラグビー大会も制して優勝メンバーとなった。今春、両親が通った立命大に進学。明確な目標を胸に門をくぐった。

 「関東の大学に勝ちたいです。そのために来ました。ここでみんなと努力して、関西は強いなと思われるようにしたい。“立命に行きたい”という人を増やしたいし、大学選手権で日本一を狙えるレベルまでやっていきたいと思っています」

 現在は先輩たちと汗を流しながら「前に出る」ことを意識。「前に出てトライを獲ったり、仲間を生かす。自分だけじゃなく、周りの可能性も高めるプレーをしていきたい」と語る。野望を抱きながら日々、鍛錬を続けていく。

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2022年5月18日のニュース