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【二所ノ関親方 真眼】一山本 馬力強化で変幻自在 バランス良く勢い感じる

[ 2022年5月18日 05:30 ]

大相撲夏場所10日目 ( 2022年5月17日    両国国技館 )

<夏場所10日目>琴勝峰(左)を突き出しで破る一山本(撮影・郡司 修)
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 勝ち越し第1号となった一山本は一見非力そうに映りますが、そう思わせることが大きな武器になっています。立ち合いを含めバリエーションは豊富。「何かしてくるのでは?」。常に相手に警戒心を抱かせておいて、その心理を読んだかのようにあの手この手を繰り出します。

 私も含め、対戦相手はかなりやりにくさを覚えることでしょう。動いてくるかと思った時に正攻法で強く当たり、もろ手で来ると見せかけて頭で激しく当たるなど変幻自在。今場所は相手を困惑させる作戦がはまっています。

 もっとも好調を支える要因は基本である馬力の強化。それに尽きます。一気に持っていく力があるからこそ、いろんな技が生きている。足も手もよく出ているし、バランスもいい。勢いを感じます。

 私事ですが、この日の序二段で初めて審判長として館内説明を行いました。とても緊張しましたし、まだまだ修業が足りませんね。お客さまに聞き取りやすい説明ができるようにより一層精進いたします。(元横綱・稀勢の里)

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