ヒートが先勝 バトラーが“記録的”な大活躍で41得点 セルティクスは主力2人が離脱

[ 2022年5月18日 14:29 ]

東地区決勝第1戦で41得点をマークしたヒートのバトラー(AP)
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 東地区決勝シリーズが17日にフロリダ州マイアミで始まり、第1シードで地元のヒート(53勝29敗)が118―107(前半54―62)で第2シードのセルティクス(51勝31敗)を下して先勝。前半終了時点では8点を追う展開となっていたが、第3Qを39―14として試合をひっくり返した。

 ジミー・バトラー(3)が後半での27得点を含む両チーム最多の41得点をマーク。レギュラーシーズンとプレーオフを併せると史上220人目の1万4000得点(1万4026)に到達した。またバトラーは9リバウンド、5アシスト、4スティール、3ブロックショットも記録。NBAが幅広く記録を集計するようになって以来、個人主要5部門でこの日のバトラーに匹敵する数字を残したのは、過去カリーム・アブドゥルジャバー(元レイカーズほか)、アキーム・オラジュワン(元ロケッツ)、デビッド・ロビンソン(元スパーズ)、アンソニー・デービス(現レイカーズ)、ジェームズ・ハーデン(現76ers=2回)の5人しかおらず、プレーオフではバトラーが初めてとなった。

 今季リーグ1位の成功率(37・9%)を記録していた3点シュートの成功は30本中10本。それでも第3Q中盤までのスコアを22―2として一気に流れを変えた。

 セルティクスでは準決勝シリーズ(対バックス)の計7戦で13・0得点、10・4リバウンドをマークしていたセンターのアル・ホーフォード(35)が新型コロナウイルス感染防止規定の健康安全プロトコルの対象となって離脱(陽性反応か濃厚接触なのかは非非公表)。今季の最優秀ディフェンス賞に輝いたガードのマーカス・スマート(28)も脚の故障で欠場した。

 ジェイソン・テータム(24)は29得点を稼いだが後半は8得点。ジェイレン・ブラウン(25)は24得点をマークして最大20点差を第4Q残り1分28秒に7点差まで縮めたのの反撃もここまでだった。

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