照ノ富士　琴ノ若止めた！横綱の貫禄見せつけ3勝目　3大関も勝って今場所初の上位陣安泰

大相撲夏場所4日目 （ 2022年5月11日    東京・両国国技館 ）

琴ノ若（左）を寄り切りで下す照ノ富士（撮影・久冨木　修）　　　　　　　
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　大相撲は11日、夏場所4日目を迎え、横綱・照ノ富士（30＝伊勢ケ浜部屋）が、平幕・琴ノ若を寄り切りで下した。大関勢も白星を挙げ、今場所初めて横綱と3大関が全員勝利となった。

　横綱の貫禄だ。照ノ富士は大関3連破と勢いに乗る琴ノ若を寄せつけず完勝。冷静に寄り切り3勝目を挙げた。4連勝を狙った琴ノ若は初黒星となった。

　3大関は全員が連敗を阻止した。貴景勝は小結・豊昇龍を強烈な突き落としで破った。正代は平幕・高安を押し出し、4日目にして初白星。御嶽海は平幕・霧馬山に豪快な小手投げで勝利した。

　また、2場所連続優勝を目指す関脇・若隆景は、小結・大栄翔にはたき込みで敗れ2勝2敗となった。通算連続出場を1425回とし、歴代4位の高見山に並んだ平幕・玉鷲は、隆の勝に下手出し投げで敗れ、4連勝とはならなかった。