日体大対決は今関の勝ち「人一倍負けたくない相手」高橋をライバル視 前相撲2日目

[ 2022年5月11日 10:51 ]

大相撲夏場所4日目 ( 2022年5月11日    東京・両国国技館 )

今関
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 前相撲の2日目が行われ、日体大で昨年度主将を務めた高橋(22=二所ノ関部屋)と副主将を務めた今関(23=玉ノ井部屋)が対戦した。今関はもろ差しになると極められそうになったが、うまく差し手を抜いて引き落としを決めた。注目の実力者対決を制すも「力が強い相手に差しにいったので内容はあんまり良くない」と反省。4年間寝食をともにした同級生との対戦は「久々にやって楽しかった」と振り返った。

 過去の対戦は高校3年時の全国高校総体と全国選抜十和田大会の2回。両方とも団体戦の準々決勝で対戦し、東京・足立新田高の今関は新潟・海洋高の高橋に敗れていた。大学の稽古場では1、2年時は負けることが多かったが、3年時から五分五分になって自信がついたという。「ずっと負けてきて大学でも一緒だったので人一倍負けたくない相手」とライバル視。これから始まる新たなライバル物語にも注目だ。

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2022年5月11日のニュース