陸上1万メートル・小林成美　15位で内定つかめず「今日はすいません」と報道陣に謝罪

陸上・日本選手権1万メートル （ 2022年5月7日    国立競技場 ）

＜第106回日本陸上競技選手権大会＞女子10000メートル、力走する小林（中央）ら（撮影・会津　智海）
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　今夏の世界選手権（米オレゴン州）の代表選考会を兼ねて行われ、女子は既に参加標準記録を突破していた小林成美（名城大）が33分35秒89で15位に終わり、この日本選手権で内定を決めることはできなかった。

　序盤は中団につけていたが、徐々に先頭グループから引き離される。終盤には広中らに周回遅れとされ、悔しい結果に終わった。

　レース後の取材エリアに現れると「すいません、今日は…」と報道陣に謝罪した小林。「調子をうまく合わせられなくて、今シーズンはずっと体が重くてどうしようかと思っていた。自分の力不足でチャンスをつかめず悔しい」と厳しい表情で振り返った。