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町田瑠唯 WNBA挑戦「小さくても通用するところを見せたい」 八村塁からの助言にも期待

[ 2022年4月27日 05:00 ]

写真撮影に応じるバスケットボール女子WNBA、ミスティックスの町田瑠唯(右)とティボー監督(共同)
Photo By 共同

 バスケットボール女子のWリーグ富士通から世界最高峰の米プロリーグWNBAミスティックスに入団した日本代表ガードの町田瑠唯(るい、29)が25日(日本時間26日)、ワシントンで記者会見した。優勝を目標に掲げ、同じワシントンを本拠とするNBAウィザーズの八村塁(24)からのアドバイスを熱望。5月6日(同7日)のインディアナ・フィーバーとの開幕戦での公式戦デビューに向けて調整を進める。

 現地ワシントンだけでなくオンラインで日本からも多くの報道陣が参加した入団会見。町田は「チームに求められている自分の役割をして、目標である優勝に貢献したい。小さくても世界で通用するところを見せたい」と力を込めた。WNBA挑戦は日本人4人目となるが、身長1メートル62は最も小柄。レギュラーシーズンは約3カ月で36試合と約半年で24試合のWリーグに比べて過密で全米各地を転戦するハードな日程に挑む。

 本場での成功に向け、町田は同じワシントンに本拠を置くNBAウィザーズの八村との対面を熱望。「会う機会があればいろいろ聞きたい」と助言に期待した。ミスティックスのオーナー企業「モニュメンタルスポーツ&エンターテインメント」はウィザーズも傘下に置く。ビジネス部門の代表は同じ人物が務めており、今後は日本市場をターゲットにしたSNS戦略などで2人の“ルイ”がコラボする機会が増えることも予想される。

 チームは17日からキャンプを開始し、24日に今季初の対外試合を消化。27、30日のプレシーズンマッチを経て、5月6日に3季ぶりの優勝を狙うシーズンの開幕戦に臨む。東京五輪でアシスト王に輝いた町田は新天地でもアシスト量産が期待されるが「アシストは自分一人でできるものではない。周りの選手がいてこそ。ミスティックスでも一人一人の特徴を早く理解して、うまく皆を生かしたい」と強調した。(木本 新也)

 ◇町田 瑠唯(まちだ・るい)1993年(平5)3月8日生まれ、北海道旭川市出身の29歳。幼少期は兄と一緒に野球をしており、小2からバスケを始める。旭川西御料地ミニ、緑が丘中を経て札幌山の手高時代は総体、国体、ウインターカップの全国3冠を達成。11年に富士通に加入した。日本代表として16年リオ五輪8強、銀メダルを獲得した東京五輪では準決勝フランス戦で五輪新の1試合18アシストをマークするなどアシスト王に輝き、ベスト5に選出された。1メートル62、57キロ。

 ▽WNBA 男子のNBAの支援のもとに、1996年に発足した米女子プロバスケットボールリーグ。97年にシーズンがスタート。現在12チームで構成される。日本人では過去に萩原美樹子(サクラメント・モナークス、フェニックス・マーキュリー)、大神雄子(マーキュリー)、渡嘉敷来夢(シアトル・ストーム)がプレー。昨夏の東京五輪を制した米国代表メンバー12人は全員が同リーグに所属した。

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