体操・寺本明日香「何年後かに日本代表チームのサポートできるようにしたい」　引退会見で今後に言及

笑顔で撮影に応じる（左かミキハウススポーツクラブGMの野村忠宏氏、寺本明日香、坂本周次コーチ
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　体操女子で2度の五輪に出場した寺本明日香（26＝ミキハウス）が25日、大阪・八尾市内のミキハウス本社で引退記者を開いた。

　今年1月に現役から退くことを発表。前日まで開催された全日本個人総合選手権の予選（21日）を最後に競技生活を終えた。引退の理由として、東京五輪後に気持ちが切れたこと、古傷を抱える足が限界だったことなどを明かした上で、今後のビジョンについても言及した。

　「全日本まで競技に専念させてもらっていたので、これから徐々に決めていきたいなと思っています。将来の目標としては、体操界に携わって貢献したい。日本代表で長く活躍した経験を生かして、日本代表のために何かできる活動をしたい。今は指導者としてアドバイスをする経験がないので、いろんな経験をして、数年後や数十年後、代表チームの何かサポートができるようになりたい。（活動拠点は）おそらく東京か名古屋になると思うけど、これからという感じです」

　体操以外でやってみたことを問われ「コンビニの店員さんとかやってみたいけど…。たぶん数時間で終わると思います」と話して笑いを誘った26歳。「体操から離れた仕事はできないと思う。生まれ変わっても、なんだかんだで体操をやっていると思う」と笑顔で語った。