希実「試す機会」、貫禄の女子1500V、30分後の1万は日本人トップ2位

[ 2022年4月25日 05:30 ]

1万メートルを走り終えた後、エカラレと話しながら引き揚げる田中
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 陸上の兵庫リレーカーニバルが24日、神戸ユニバー記念競技場で行われ、東京五輪女子1500メートル8位入賞の田中希実(22=豊田自動織機)が1500メートルで4分10秒60をマークして優勝、1万メートルでは32分39秒29の2位となった。

 午後5時から始まった1500メートルを終盤にギアを上げて制すると、同5時半からの1万メートルは日本人トップで駆け抜けた。短い間隔で2種目に臨む異例の挑戦を終え「1500を走った後に(状態が)どうなるか試す機会だった。2本そろえて走れたからこそ今日は良かった」と振り返った。

 世界で結果を残すための強化を図っており、父でコーチを務める健智さんは「土台となるスタミナの確認」と意図を説明。6月の日本選手権を前に、今後は木南道孝記念(30日~5月1日、大阪)などで800メートルに出場する。

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