安藤友香「今の現状を受け止めないといけない」 名古屋で日本人トップ3位も笑顔なし

[ 2022年3月13日 16:17 ]

名古屋ウィメンズマラソン ( 2022年3月13日    名古屋市・バンテリンドームナゴヤ発着、42・195キロ )

<名古屋ウィメンズマラソン2022>日本人最高位となる3位でフィニッシュした安藤友香は、22年に相応しい2時間22分22秒でゴールした時計を前にポーズ(撮影・椎名 航)
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 名古屋ウィメンズマラソンが13日、名古屋市・バンテリンドームナゴヤ発着の42・195キロで行われ、安藤友香(27=ワコール)が2時間22分22秒で日本人選手トップの3位に入った。

 5キロ過ぎに飛び出したチェプンゲティッチ(ケニア)を追う展開の中、サルピーター(イスラエル)らと第2集団を形成。23キロあたりでサルピーターに引き離されたものの、その後に粘りを見せて3位でフィニッシュした。

 レース後の表彰式では途中から椅子に座り、終了前に退席。記者会見は欠席し、その後に別室で報道陣の代表取材に応じた。

 「(ペースの)上げ下げは、五輪や世界陸だったら当たり前。そこにどれだけ自分が合わせられるか、付いていけるか挑戦したかった。自分の力不足でついていけなかった。今の現状を受け止めないといけないなと思った」

 7月の世界選手権(米国)に向けた派遣設定記録は突破しており、出場できるかは選考に身を委ねることになった。「選考としては下の方だと思うんですけど…。(出場する)可能性があって、もし選んでいただけたら、今日のようなレースだと戦えない。もう一回、鍛え直したい」と語った。

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2022年3月13日のニュース