横井ゆは菜「楽しませる気持ちだけで挑んだ」フリー自己新131・41点 四大陸選手権

[ 2022年1月22日 21:39 ]

フィギュアスケート四大陸選手権第3日 ( 2022年1月22日    エストニア・タリン )

横井ゆは菜
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 女子フリーが行われ、SP12位の横井ゆは菜(中京大)は自己ベストを更新する131・41点をマーク。合計185・34点で初の四大陸選手権を終えた。

 「クイーン・メドレー」の音楽に乗って、冒頭の2回転半から全ジャンプを降りた。演技を終えると、万感の涙を流した。「今日は盛り上がる曲。見て下さる方やジャッジを楽しませる気持ちだけで挑んだ。それが達成できた。1つジャンプでパンクもあったが、トータルでとても満足しています」と振り返った。

 キス&クライでは寄せ書きで埋め尽くされたTシャツを掲げた。所属クラブの子どもやその親たち、山本草太、中村俊介らが激励メッセージを書いたもの。日本を出発する時にプレゼントされたという。「そこには“ノーミス”とかではなくて“楽しんで”“横井ゆは菜らしさを見せつけて”というメッセージがあった。絶対にそれに応えようと思ってできた。Tシャツは宝物です」と語った。

 苦しかったシーズンの主要大会が終了。「これまでの大会と違ったのは失敗にかかわらず笑顔で滑りきることができた。自分の中で良い諦めというか。パーフェクトじゃない自分を認めて、今できることに焦点を当ててきたので良かった」と話した。

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2022年1月22日のニュース