ネッツが東地区全体の首位に浮上 ウォリアーズはカリーのブザービーターでロケッツに競り勝つ

[ 2022年1月22日 15:11 ]

スパーズ戦でトリプルダブルを達成したネッツのハーデン(AP)
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 NBAは21日に各地で11試合を行い、今季リーグ1位の29・3得点を挙げていたケビン・デュラント(33)を膝の故障で欠いているネッツは、敵地サンアントニオ(テキサス州)でスパーズを117―102(前半50―51)で下して29勝16敗。ここ4戦で3勝目を挙げ、ブルズとヒートが敗れたために東地区全体3位から2チームを抜いて首位に再浮上した。

 ジェームズ・ハーデン(32)は37得点、10リバウンド、11アシストで今季8回目(通算66回目)のトリプルダブルを達成。ワクチン未接種のためにロードのみの出場となっているカイリー・アービング(29)は24得点をマークしてこのカードでは5連勝を飾った。

 敗れはしたもののスパーズのディジョンテ・マーリー(25)も25得点、12リバウンド、10アシストで2試合連続、今季9回目のトリプルダブル。グリズリーズに敗れたナゲッツのニコラ・ヨキッチ(26)は26得点、11リバウンド、12アシストで4試合連続、今季11回目のトリプルダブルを記録している。

 前日まで東地区全体首位だったブルズは敵地ミルウォーキー(ウィスコンシン州)で同4位のバックスに90―94(前半44―45)で敗れて28勝16敗。東京五輪の米国代表だったザック・ラビーン(26)を4試合連続で欠いており、デマー・デローザン(32)が35得点を稼いだものの、ここ6戦で5敗目を喫して首位の座から陥落した。

 バックスは連勝で29勝19敗。ヤニス・アデトクンボ(27)が30得点と12リバウンドを記録して勝利に貢献した。

 なおこの試合の3点シュートの成功率はブルズが18・4%(38本中7本)でバックスは19・4%(31本中6本)。どちらも今季チーム最低の成功率だった。

 西地区全体2位のウォリアーズは地元サンフランシスコ(カリフォルニア州)でロケッツに105―103(前半43―54)で競り勝って32勝13敗。同点で迎えた残り5・1秒からのプレーで、この日22得点のステフィン・カリー(33)が正面からブザービーターとなるジャンプシュートを決めて1万8000人の地元ファンを歓喜させた。

 <21日の結果>
*ホーネッツ(26勝20敗)121―98サンダー(14勝31敗)
レイカーズ(23勝23敗)116―105*マジック(8勝39敗)
クリッパーズ(23勝24敗)102―101*76ers(26勝19敗)
*ホークス(20勝25敗)110―108ヒート(29勝17敗)
トレイルブレイザーズ(19勝26敗)109―105*セルティクス(23勝24敗)
ラプターズ(22勝21敗)109―105*ウィザーズ(23勝23敗)
*バックス(29勝19敗)94―90ブルズ(28勝16敗)
ネッツ(29勝16敗)117―102*スパーズ(17勝29敗)
グリズリーズ(32勝16敗)122―118*ナゲッツ(23勝21敗)
*ジャズ(30勝16敗)113―101ピストンズ(11勝34敗)
*ウォリアーズ(32勝13敗)105―103ロケッツ(14勝32敗)
 *はホームチーム

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